WiSEとは、Wiglaf School of Experienceの略で、日本語では、「経験の学校」。
その主旨は、人々がこれまでのライフスタイルを変えるような経験ができる「場」を作るということです。
従来の教育や学習を分類するカテゴリーにと囚われることのない経験を、ワークショップ(参加体験型講座)という「場」で提供しています。
現役俳優があなたに届けたい「声」の気づき。
「もしも声に⾊があったら…?温度があったら…?」
普段、あまりにも身近な「声」。もしそれに色や温度があったら、どんなふうに感じるでしょうか?
このワークショップでは、演劇的エクササイズを通じて、自分の「声」に新たな視点を持ち、より豊かに表現する体験ができます。
舞台で活躍する俳優をファシリテーターに迎え、教育への情熱と専門的な視点を交えながら、声を通じて内と外の世界を探求します。
新たな発見と気づきを得られる、特別な時間をぜひご体験ください。
小学生から大人まで、どなたでも参加できるワークショップです。もちろん、十分なヒアリングを行い、参加者や目的に応じて内容をカスタマイズいたします。
このワークショップでは、漫画のセリフ、広告のコピー、戯曲や小説の一節など、さまざまな言葉に触れながら、演劇的アプローチを通じて新たな表現の可能性を探ります。
ウィグラフ株式会社の文化・教育事業部ディレクターであり、俳優。
俳優として、新国⽴劇場『貴婦⼈の来訪』『どん底』、⽇⽣劇場『精霊の守り⼈』、NHK ⼤河ドラマ『光る君へ』などに出演。また⾳楽家として参加した舞台作品には『幻奏のフイルム』『エゴ/エバ』など。舞台・TVでの俳優活動のほかにも、舞台作品・ミュージカル、CMの作曲や楽曲提供を行う。
「経験の学校 WiSE」設立を機に、長年温めてきた「声」のワークショップ「声と言葉の教室」を実現。プログラムのデザインからファシリテーションまでを手がけ、参加者が自身の声と表現の可能性を深く探求できる場を創り出す。
私自身が受けてきた演劇教育・俳優訓練の根幹にある「声」のトレーニング。そのエッセンスを、演劇の枠を超えて広く一般の皆さんと共有したい——その想いから、このワークショップを始めました。
このワークショップでは、グループやペアでの遊びや演劇的エクササイズを通じて、時間をかけながら身体と声を外の世界へと開いていくプロセスを体験します。
その後、古今東西の言葉——物語、小説、詩、広告、インタビュー、絵本、雑誌、商品の説明など——に触れ、自分が声に出して読んでみたい、お気に入りのテキストを一つ選びます。最終的には、グループの中で発表し、お互いの声を聞き合う時間を持ちます。
子どもから大人まで、参加者一人ひとりが、その人生から生まれる唯一無二の「声」を届けてくれます。その光景の美しさは想像を遥かに超え、思わず涙が止まらなくなったこともありました。長年願い続けたことが実現し、感無量です。
これからも、このワークショップをより多くの方に届けていけることが楽しみでなりません。